2019年7月22日月曜日

剪定後の枝について:さらにその後

気温が上がらず、雨が多い今年の夏ですが
アボカドは元気です。
水を多く与えすぎないように配慮しつつ
健康に育てています。

湿度が高い状態が続くと、カビ系の病気になりやすく
アボカドでも割とあるそうです。
枯葉が枝についたまま湿気た状態が続くのも
良くないようです。

何度か書きましたが、強剪定してもアボカドは
比較的早く繁茂状になりやすく、結果としては
2ヶ月で(5/20-7/21)このようになりました。

ちなみに、この木にもアボカドの実がなっていましたが
早い段階で落ちてしまいました。
おそらく、葉が光合成して得た養分が行き渡らなかった為だと。
なので、やはり葉は大事です。

2019年6月10日月曜日

剪定後の木について 経過:2週間

先日剪定したアボカドの木は2週間でかなり葉が付きました。
気温も高かったので、成育にはかなり良い環境だったと思います。

施肥に窒素がそこそこ入っているので、それらも効いているはずです。

剪定直後と比較しました。
2週間です。

2019年6月3日月曜日

アボカドの実 経過6月

一応、まだ実がなっているので経過観察している。
落果する可能性が高いので油断は禁物。

施肥や灌水を施しているのですが、何が良いのか
手探り状態で進めています。

全体でベーコン種の実は50くらい残っています。


2019年5月27日月曜日

剪定したアボカドの木

先日、大胆に剪定したアボカドの木
順調に新芽が出ています。

元々、新芽が出る時期だったので準備されていた感じがありますが
施肥と最近の高温、灌水頻度を増やすことも影響していると思います。

真夏には沢山の葉が茂っているでしょう。

葉が少ないので、正直、実が肥大することは難しいと思います。
土からの栄養だけでなく、葉の光合成で養分を蓄える割合が
アボカドは多いと感じています。※あくまでも感覚

理由としては、アボカドの葉が非常に大きいことです。
葉の大きさはこちらのブログに記載。
アボカドの葉は大きい

みかんなどの柑橘系は葉が茂るまでに時間が掛かるので
剪定は基本しないようですが、アボカドはすぐに茂るので
必要があった場合は、躊躇なく切って良いと思います。

また、今回の剪定時に地面に接している枝は
切ってしまいました。
病気や虫の影響を受けそうだからです。



2019年5月21日火曜日

アボカドの施肥

正直、あまり積極的に施肥を行っていないが
この時期はやるべきだと思います。

元々、花を育てていた土地なので、ある程度は肥料が残っていたらしく
水さえあげていればどんどん木は成長しました。
また、露地栽培で沢山の実が成っていた実績がある場所では
ほとんど放置だったらしく、基本的には世話をしなくても
育つ説まであります。

とはいえ、そろそろ本格的に果実を収穫したいので
リン酸を中心に施肥をしたいところです。

実が大きくならない、落果が多い要因として
・水分不足
・水分過剰
・肥料不足(主にリン酸)
・肥料過多(主に窒素)
これらが考えられます。
受粉不良などもあり得なくないが、それは
来季に虫媒介を導入して検証するしかないです。

【水関連】
まず、水分不足については否定したい。
夏場は毎日十分な量を与えていた。
逆に水分過剰説はあるかもしれない。
ただ、これを検証するのはリスクがあるので
従来どおりに水分は与えることにする。

【肥料関連】
十分な施肥をしていなかったが、0ではなく
化成肥料は適宜散布していた。何が十分であるかがわからないので
2ヶ月に1度は 8-8-8 の化成肥料を1㎡あたり150gを目安に施肥することにする。

ということで、ホームセンターでほぼ間違いなく販売されている
8-8-8の化成肥料を購入し、施肥しました。
※リン酸が多い肥料はお高いので、、


2019年5月20日月曜日

アボカドの剪定

少し暖かくなったためか、アボカドの葉をクルっと
巻いてしまう虫が発生しました。
幸い、一部の木だけだったので剪定で対応することにしました。

虫は カクモンハマキ で、恐らく大きな被害は無いが
放って置くと勢力を伸ばし、収拾がつかなくなる可能性があるので
今のうちに対処することにしました。

着果を確認したので、その枝は残しました。
葉が多すぎた木だったので、余計に被害があったと考えられます。

過去に理由はわからなかったんですが、葉がすべて落ちてしまったことが
ありましたが、2ヶ月くらいで以前より葉が生い茂るまでに復活したので
今回も大丈夫だと思います。
特に夏場はアボカドが大好きな高温の日が続くので
あまり心配していません。

また、アボカドの本場では カットバック という
強剪定をすることも当たり前のようです。

剪定後のベーコン種

実は残しました

2019年5月17日金曜日

2019年 結実

今年もなんとか実がなりました。
一応、受粉を頑張ったので、そこそこの数は実がついています。
ただ、今後、落果してしまうので、大きくなるかどうかは
まだわかりません。

施肥を行って大きな実を育てたいと思います。

やはり、ピンカートン種は結果が良くなく
ほとんどがベーコン種の結実でした。
開花時期がピンカートン種の方が早いことも影響していると思います。



ベーコン種1本の画像です。全てではないです。

2019年3月22日金曜日

【報告】開花状態の追記

例年通り、ピンカートン種の開花が早く
1月から2月には既に咲いている状態でした。

3月になり、ベーコン種も開花を始め、受粉出来る状態となっています。

何度も書いてきましたが、アボカドの受粉は難易度が高く
「万花に一果」とか。
実際、どれくらいの花が咲いているのかわからないほど
多くの花をつけるので、正確な表現であるか不明です。
ただ、言いたいことは「結実しにくい」ということで、それは間違いないです。

虫媒介するほどの規模でもないので、ハウスを開けて
外の虫を待っている状態です。
もちろん、私も受粉の手伝いをしています。

花の状態について正確な記述が出来ていませんでしたので
もう一度、書きます。

私が見る限り、花の状態は3種類あります。
・開花状態・・・花が咲いている状態 花粉採取は出来ない
・花粉放出状態・・・花粉を飛散させることができる状態
・受粉状態・・・雌しべが受粉を待っている状態
 ※品種によって、開花状態と受粉状態の時間が異なるので
  開花状態が異なる品種を植えないと受粉しにくい。

これまで、開花していれば雄しべから花粉が出ていると思っていましたが
先日、マイクロスコープでよく観察したところ、雄しべにも「弁」があり
そこから花粉が出ていることがわかりました。
この状態にならないと花粉は出ていません。

開花状態

花粉放出状態

受粉状態



2019年3月15日金曜日

花が咲きました

最近の様子を報告します。
ピンカートンは花の準備が早く、枝が伸びてしまっています。
この状態で実がついても上手く育たないような気もします。
とりあえず、今年は既に複数の結実を確認しておりますが
ベーコン種の方に期待したいところです。

ピンカートン種

ベーコン種

伸びすぎて剪定したベーコン種

受粉作業


2019年1月16日水曜日

2019年のアボカド

昨年、フランスへ行ってきました。
最近、話題になっている暴動も目撃し
刺激的な旅でした。

フランス、Paris といえば食や花などの文化が
とても発達しており、日本では知ることが出来ないようなことも
たくさんありました。

農業大国であるフランスは主に乳製品が多く
庶民の食文化にも大きく関係しています。
※ワインは南の方で中央から北はほとんど酪農。
食事はどれも美味しかったのですが
バター、チーズ、パンから離れることはなく
1週間もフレンチを食べ続けると辛くなるかもしれません。
途中で一度だけ中国人が経営する日本食店でサーモンの寿司を
食べました。
フランスではサーモンの流通が多く、サーモンの寿司は一般的な感じです。
ただ、決して美味しいものではなかったです。
フレンチは美味しいのですが、そのサーモンの寿司はしんどい感じでした。

フランスではアボカドを栽培している様子は特にありませんでした。
高級デパートの地下にあるマルシェでは
輸入されたアボカドしか置いてなかったので
多分、フランス産があったとしてもごく僅かなんでしょう。
世界的にアボカドについては中南米からの輸入という感じでしょう。

様々な食品が展開されているにもかかわらず
アボカドについてはこれだけ。という。

今年は「食べられる」果実を育てたいです。

2019年1月14日月曜日

2018年の成果

諸事情があり、しばらく更新できませんでした。
アボカドは順調に育っており、特に問題はありません。

2018年の成果としては「一応」アボカドの実が
落ちずに残ったことです。
しかし、これ以上は大きくならなかったので
何かしらの問題があったと思われますが、原因はわかりません。

同じくらいの実が2つなりました。

夏場、とても暑かったのですがアボカドに影響はなく
とにかく大きく木が成長したことも一つの成果だったと思います。
これまであまり元気が無かった木も勢いを取り戻したことが
今後に期待を持てます。

台風の影響で国産アボカド(果実)の仕入れが出来ず
2年連続で苗を増やすことが出来ませんでした。
とはいえ、現状は飽和状態なので、これ以上増やすことは
不要かなとも思っています。