2017年11月29日水曜日

最近の状況(2017年11月後半)

最近は朝晩の冷え込みが厳しくなり
一桁台の気温が当たり前になってきました。

現在、ビニールハウスでの栽培しか行っておりませんので
外気温に神経質になることはありませんが
気温とともにアボカドも変化していますので
その状況をご報告いたします。

基本的にアボカドは11月~翌1月くらいが収穫期です。
品種によって異なりますので、若干のブレがありますが
要するに年末です。

その後、2月、3月あたりに新芽が出てきます。
4月、5月に花が咲きます。
※ハウス栽培の場合はこんな感じです。

この寒い時期に、もう新しい芽が出ています。
しかもかなりの数です。
花の蕾のように見えますが
アボカドの花は新芽に付きますので
既存の枝から花が咲くことはないです。

普通に「芽」が伸びている写真もありますが
これは恐らくフライングですね。
日中の気温が高いので、まだ成長しています。

丸い蕾のようなものがたくさん付いています。
花芽ですかね。







植え替えについて 別件

昨年、実生から接ぎ木を行った苗について書きます。

植え替え後の成長
こちら↑では、購入したベーコン種の苗を照会していますが
今回は自分で種から育てた苗のお話です。

どの樹木もそうだと思いますが
鉢植えのままでは大きく育ちません。
アボカドは根があまり強くないので
植え替えが苦手です。

なので、基本的には植え替え回数は少ないほうが望ましいです。
小さい鉢⇒大きい鉢 この工程を経由して地植えするのは
問題ないですが 地植え⇒地植え は難しいと思います。

しかし、いつまでも鉢植えのままだと
「根が回る」状態、いわゆる「根詰まり」になりがちです。

なので、接ぎ木して2,3ヶ月後に地植えするのは
十分ありかなと思います。
※ただし、暖かい時期に実施する必要あり。

露地植え予定の場合は、一度大きな鉢に移した後に
露地植えしたほうが良いと思います。
幹や枝が細いとその分、寒さの影響を受けるからです。

昨年、実生から接ぎ木した苗は
購入したベーコン種やピンカートン種の2,3年後輩にあたるのですが
地植えした後にどんどん成長し、今は先輩と変わらないほどの
大きさになっています。
2016年に接ぎ木した苗の現在
早目に地植えしたことで、成長が促進されたのだと思われます。